2年生はかけ算九九の学習に入っています。
ここでつまずきを経験するお子さんは少なくないと思います。
呪文のように唱えて覚えるのは、お子さんによってはとても難しいでしょうね。
単純に唱えるだけでも、聴覚的な認知処理過程に困難があれば、その唱え言葉を聞いたり、覚えたり、復唱したりすることが難しいですし、文字と音がうまく結びつけるのが難しい子は、唱えたことばと数字との対応の困難さに現れたりします。
私の方から学級担任の先生に「こういう指導をしてください」なんて言えませんが、お子さんの特性をお話ししただけで、その特性を活かして工夫して下さった担任の先生もいらして、「すごいなあ。よく思いつくなあ」と驚き、感謝と尊敬の念を持つのです。
週の限られた時間の通級では、教科の指導を直接入れ込むのは難しいですが、少しでも楽しさと自信を感じてもらうために、かけ算九九のフリーソフトを使うことがあります。
以前にもご紹介しましたが、こちらにあります。
九九をある程度、ある段だけでも覚えかけた子に、覚えた段を。
全く覚えていない子には、まだ適用にはならないでしょうね。
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