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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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場面緘黙と不登校

子どもの内側からの理解が必要だと思うのです。

そして、話せるようになること、登校できるようになることが、指導のゴールではないのでは、ということ。

話せるようになる「ことによって」、登校する「ことによって」、何が願われるのか、ということが大事なのでは。
その願いこそが、「話せる」「登校できる」ことよりも、まずは大事なのだと。

その子にとっての安心感、楽しさ、共感が全ての基本だと思うのです。
そして、安心感を前提にした所属感も。

関係者が理解してくださって、とてもありがたいのです。
長い目で見ることの大切さを。
そして、一日一日が、手作りの関わりの積み重ねであり、長所を生かすための関係調整であるということを。


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Comment
無題
いろいろと考えさせられます。
通級してくる子の中に,
場面緘黙に近い子がいて,
場面緘黙に関する書籍を3冊そろえました。
でも,どうすればいいのか具体的なことは
わかりませんでした。
幸い音読のときの声は出ているので,
なるべく声を出す機会を増やしています。
でも,自分から声を出すようなことは
ありません。
問いかけには,答えることは
できるのですが。
1度,公文式の漢字カードを
使って,漢字を読ませているとき,
驚いたように,「ホッー」と
声が漏れたことがありました。
Re:無題
>驚いたように,「ホッー」と
これが一番大事なのかもしれないですね。私たちは話す時、声を出すことには無意識ですから、無意識のうちに、と言うことが大事なのかなあと。
いつのまにか、楽しく表現している、という状態がめざす方向なのでしょうね。
【 管理人ya 2010/06/24 21:59】
無題
はじめまして。かんもくネット事務局をしております『はは』と申します。元場面緘黙児の保護者です。
実は以前からこちらのブログで、勉強させていただいてました。いつも「そう、そう」と共感しながら読ませていただいています。

場面緘黙という症状は、表面に見えている氷山の一角のようなものだと私は思っています。
氷山の海面下に、その子の困難さがたくさんあって、
なのに、見えている部分に注目しすぎるように思います。
やはり基本は、先生が言われているとおり、その子の表面に見えない部分まで見て理解することだと思います。
そして、自信を育てることだと思っています。

場面緘黙のキーワードに、思わずコメントしてしまいました。
これからも、先生のブログで勉強させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Re:無題
はじめまして。以前からご覧になっていたそうでありがとうございます。
「氷山の一角」本当にそうですね。
同じ状態像を示す子どもでも、その背景は一人一人みんな違う、ということを経験上感じています。
だから、見た目の状態ではなく、背景を丁寧に見て、背景にアプローチすることが大切なのですね。

私も実は若いとき、場面緘黙の「状態像」を示していたことがありました。
とても苦しかったのを覚えています。
本当はあるべき姿がわかっているのに、できない自分を責めてしまうんですね。
それは話しことばに限らず、色々なことで。
私の場合、「あるべき姿」自体に疑問を持つことで、自分を許せるようになった気がしています。
周りの許容、受容、理解ということがいかに大事かと思っています。

今後とも、色々とご指導頂ければと思います
【 管理人ya 2010/06/24 21:53】
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