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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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「標準に近づかせるためではない」

言語聴覚士で、子どもの発達支援を考えるSTの会の中川信子先生は、
 
『ことばの遅れの全てがわかる本』講談社 のまえがきで、次のように述べています。
 
「丁寧な配慮や働きかけは、子ども自身が生き生きと、自分らしく生きていくために必要なのであって、標準に近づかせるためではありません」
 
検査などを行うと、標準よりこれだけ落ちているから、この部分を伸ばそうと、思いがちですが。
 
確かにそうしたボトムアップも大事ですが、それが誰のためなのか、本当に子どものQOLや自立のために必要なことなのか、子ども本人の側に立って想像力を発揮することが、支援者に求められているように感じています。
 
あるカウンセラーは、「『教師』ということばはあるが、『育師』ということばはない。教師は教えることに重点が置かれるが、子どもが育つという視点に立つのがカウンセラーだ」という主旨をおっしゃっています。


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