ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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言語聴覚士で、子どもの発達支援を考えるSTの会の中川信子先生は、
『ことばの遅れの全てがわかる本』講談社 のまえがきで、次のように述べています。
「丁寧な配慮や働きかけは、子ども自身が生き生きと、自分らしく生きていくために必要なのであって、標準に近づかせるためではありません」
検査などを行うと、標準よりこれだけ落ちているから、この部分を伸ばそうと、思いがちですが。
確かにそうしたボトムアップも大事ですが、それが誰のためなのか、本当に子どものQOLや自立のために必要なことなのか、子ども本人の側に立って想像力を発揮することが、支援者に求められているように感じています。
あるカウンセラーは、「『教師』ということばはあるが、『育師』ということばはない。教師は教えることに重点が置かれるが、子どもが育つという視点に立つのがカウンセラーだ」という主旨をおっしゃっています。
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