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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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テンプル・グランディン

テンプル・グランディン: 世界はあらゆる頭脳を必要としている

http://www.ted.com/talks/lang/jpn/temple_grandin_the_world_needs_all_kinds_of_minds.html

こういう映像もネットで見られるようになって便利ですね。



私はテンプル・グランディンさんに、今から10年以上前に出会いました。
下記のセミナーででした。
セミナーの休憩中、ロビーでは『自閉症の才能開発』が販売されていて、
買った方にはその場で本人のサインを頂けるというイベントがありました。
既にその本は持っていたのですが、サインを頂くためにもう1冊買ったのでした。

ロビーでの人の動きをとても興味深そうに見ているテンプルさんが印象的でした。

***

 第81回国治研セミナー『自閉症児の視覚的な世界
~ 自閉症の本人にきくその世界と療育方法~ 』
日   時  1999年8月9日(月)
場   所  日経ホール
主   催  国際治療教育研究所
講   師  テンプル・グランデン(Dr.Temple Grandin)

講演内容の一部

私は5歳の時、大きな動物は全て「犬」だと思っていた。なぜなら周りの犬が全て大きかったから。しかし隣の子が小さなダックスフントを飼い始めた。たくさんの犬を見て、すべてに共通する特徴を見つけることは、自閉症の子には時間がかかる。鼻の形が猫にはないものだと気づくのが大変だった。視覚的に考えられる人は、たくさんのものの中から共通するものを考える。だから、具体的なものから抽象的なものへ向かうことはできるが、抽象的なものから具体的なものへ向かうことができない。「美しい」「醜い」も具体的な視覚で考える。抽象的な数学は絵がないので全く理解ができない。
***

たくさんの経験から、共通点、相違点、法則性を見いだすのは、
たいへんだったとのことですが、牛の屠殺場のことなど、
視覚的思考によって、むしろ他の人が気づかないところに気づいた、
というのは、感動的です。

私の場合はテンプルさんと逆の特性がある(と思っているので)、
うらやましい感じもします。

でも世界はあらゆる頭脳を必要としている、というのは本当だなあと。


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