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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【研修レポート】14歳までに現実検討する力(自己対象化)を育てること

著明な先生を迎えての座談会でした。
 
各参加者から日頃の実践上の悩みの相談や、座長からは講話もありました。
 
講話の内容について、今回、yaがメモした内容を転載してみます。
 
  
・就労にあたっては、「やりたい仕事」、「やれる仕事」、「やらせてもらえる仕事」の3つの重なり部分を検討することが大切。
 
・小学校中学年までに、衣食住の基本的な生活スキルを育てること。たとえば、ショッピングバッグを冷蔵庫の前に置いて、冷蔵室、冷凍室、野菜室にそれぞれ分けて入れるスキル、足の指の爪を切るスキルなど。意外とできていないことが多い。
 
・14歳までに現実検討する力(自己対象化)を育てること。自分は何が得意で何が苦手かなど。中2までに育てることで、その後の進路につながる。
 
・一人でも信頼できる大人がいることで、不適切な行動は軽減できる。
 
・ある教科書出版会社の編集に、授業のユニバーサルデザインが専門の方が入って関わっている。教科書のユニバーサルデザイン化は今後進むだろう。特別支援学級担当の先生は、もう一度、通常学級の国語算数ぐらいは、1~6年生までの教科の内容を見直す必要がある。教科指導に個別の視点だけでなく、ユニバーサルデザインの視点を入れられるようにすべきだ。
 
・ある地域の学校の保護者は、漁業、水産加工業だけで60%を占める学校がある。そうした学校では、子ども達が他職種の仕事に触れる機会がない。昔の子どもは、地域で働く人々を目にする機会が多かったが、今は第3次産業の仕事しか目に入る機会がない。学校で習っている内容と、現実(リアリティー)を結びつける必要がある。
 
・親が育つということは、自分の子どもの親としてだけでなく、地域の市民の一人となることである。

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