夏休みが終わると、ブログ更新もままなりませんね。
本務に専念していると、更新している時間など、本当はないに違いない。
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さて、乳幼児発達心理学の進歩はすばらしいですね。
サリー・アン課題の「心の理論」を科学的に論破しました。
人が目かくししているか、いないかで、どちらのかごにボールを入れたかの認識が変わる、ということの判断が、実は1歳半にはできるようになっているとのこと。
何種類もの実験で確認されました。
サリー・アン課題では、確か4,5歳でしたね。
しかし、サリー・アン課題は、言語理解も関与しているので、本当に「心の理論」を「検査?」しているかは、あやしいと言われてきました。
私たちは科学的な態度を持ち、自分が正しいと思っていたことでも、素直に誤りを認める姿勢が大切ですね。
「心の理論」
私も2000年代には一時期使っていましたが、今は使っていません。
会話や行動観察(視線の移動も含めて)などから、それらの力がどの程度ついているかは、わかってしまうからです。
ちなみに、視線を向けてくれる人を好んで見る傾向は新生児の段階から。
そして、生後4ヶ月では、視線を向けてくれると脳が活性化されることもわかってきました。
こんなに早い時期に、既に人の視線の向きを把握しているわけです。
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