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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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学校教育相談 全道大会 特別支援教育部会

昨日は、30分の枠で実践発表をとのことでしたので、内容をかなり端折って発表しました。
講師で、特別支援教育士SVの先生から講評を頂きました。
指導の方法についてアドバイスを頂き、参考になりました。
先生の最新刊が売られていたので、早速購入しました。
先生は、私のDVDもお土産にとおっしゃってくださいましたが、
当日持参していなかったので、後日お送りすることにしました。

さて、フロアーからの質問では、指導の中身よりも、教室のあり方についてが多かったです。

1 小学校で通級し、中学校でも引き続きニーズのある子どもをどうしたらいいのか?
2 特別支援学級に移籍したら、通級できなくなり、特別支援学級の先生が指導内容を引き継ぐように言われるが、学級担任はノウハウを持っていない。どうしたらいいのか。

1については、中学校の先生からの質問でした。
小学校で中学生を受け入れることができないので、(受け入れる場合は、教育委員会が「兼務発令」を出す、というハードルの高い行政行為が必要)、ぜひ中学校にも設置するよう、学校から声を上げて欲しい。
親の会でも陳情しているので、それに合わせて学校自身で希望して欲しい。
ただ言うのでなく、自ら動いて欲しいのです。

2については
ノウハウを持たないのは、ことばの教室担当も同じ。通級担当経験年数が5年未満の先生が、全国には50%以上いる。中には、6年間、入学から卒業まで、毎年通級担当が交代している例も。わからないのは、学級担任も通級担当も同じ。自分で勉強するしかない。

1も2も共通していることは、誰かに任せるのでなく、自分でやっていくしかない、ということ。
自分で勉強して自分で担当の子へのアプローチをさぐっていくしかない、
あるいは、いろいろな先生方と相談しながら進める、という地道な努力しかありません。

もちろん、2の場合、アフターサービスは通級担当としてもやることはできます。
月1回程度、学級にお邪魔して情報交換するとか。
ただ、通級担当自身もあっぷあっぷということもあります。

特別支援学級担任が、通常学級の教科を持っているという話しを聞きます。
交流という意味ではいいのかもしれませんが、特別支援学級担任は、在籍児童、生徒への責任をまず持つはずです。
教科担当をしている暇があったら、専門書を読んだり、研修してもらいたいものです。

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