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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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道言協滝川大会 その3 吃音

プライバシーなので、具体的な事例の様子は書けませんが。

吃音があるから、吃音の指導
構音障害があるから、構音の指導
言語発達遅滞があるから、言語発達を促す指導法

という単純なものではないということ。

そして、「練習」の前に、「話したい」があるのか。
そうした意見はたくさん出ていましたが、
私はさらにその土台である「非言語的な能動的なコミュニケーション意欲」
「相互交渉」の段階を見ていく必要があること。

そのためには、発吃の前後での態度の差異を見ることが必要で、
生育歴が極めて重要。

そして、日常のコミュニケーション状況のアセスメントが大事。
ただ、「楽しそう」だけではわからない。

ただ、、「問題の仮説」という道言協レポートの定型語句が、「子ども理解の仮説」
と書き替えられていたのはすばらしいと思いました。
そういうことだなあと。

あとは、「子ども理解」というのは「原因論」ではなくて、子ども側から見た世界観のこと、
という視点が大事なのだろうと。

ただ、フロアーの意見を聞いていて、感じたことを一つ。
「どもってもいいんだよ」のアプローチ。
確かに大事なのだけれど、「どもってもいいんだよ」の
「ても」、とか、「いい」とか、「だよ」のことばの裏の意味理解は、結構高度だということ。

「いいんだよ」の具体的事実の積み上げによって、初めてその意味がわかるのでは、
と言う意見は、私は事例の子にとっては、一番大切だなあと思ったのです。



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