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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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院内学級の補欠授業

私の所属する学校には、「院内学級」があります。
近くの総合病院に出向いていって、院内に設置されている学級で、入院中の児童と出会います。
久しぶりに補欠授業を頼まれて、もう一人の先生と行ってきました。

通常学級での教科指導の経験豊富な先生の1対1の授業は、子どもの学習能力のアセスメント、推理がすばらしく、どこでつまずいたかを超スピード、超正確に判断、直ちに手立てが出てきて、私は足下にも及ばない気持ちでした。

餅は餅屋です。
通級担当の立ち位置は、やはり勉強でなく、自立活動だなあと感じた瞬間でした。

ところで、院内学級の補欠授業と言えば、様々な思い出があります。

10年を振り返ると、歩行困難なお子さんがとても多かったです。
あれだけ関わりが難しく、手を焼いたのに、病気が治り、院内を自分の脚で歩けるようになって、それまで見たことがないような満面の笑顔、生きる喜びの表情を見せ、とても素敵な関わりを最後に退級したお子さんもいました。

看護師さんや看護実習生さんも同室して、楽しくゲームをしたこともありました。

長い入院生活になるほど、お子さんの心理的な負担は強まり、行動にも出てしまうのです。
退級時の満面の笑顔を見たとき、入院中にいかに心を励まし、信じ続けるかが大事かを思い知らされました。

院内学級って、こんなに素敵で、やりがいのある仕事なんだなあと。

テレビ番組でもやっていたようですが、現実もドラマチックなのです。

機会があれば、ずっとやってみたいとも思いました。

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