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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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すばらしい事例発表

先日の研修会では、担当2年目の先生の事例発表がすばらしかったです。

1 子どもの実態、反応を見ながら、指導方法を柔軟に立て直している。
2 構音指導では視覚的な支援を多用し、「音の渡り」が子どもにもわかりやすい。
3 構音や口腔機能についての基礎知識がしっかりしている。
4 生育歴情報等の情報収集がしっかりしている。(ただし、学級担任からの情報収集や検査結果の解釈には課題がありました。でもこれは、経験の長い先生にも課題とするところであり、本当はそこにターゲットを当てた研修システムの確立が、支援者のニーズなわけですが)

とても2年目とは思えない質の高い発表でした。
明らかに、1年間の教室内での研修の積み上げがあると感じました。
この教室では、比較的安定した人事を背景とし、経験の長い先生を中心に、学術的根拠に基づく質の高い研修に熱心に取り組んでいました。
だから、新しい先生は、子どもの構音の着実な進歩を経験できるわけです。

機能性構音障害は、きちんとしたアセスメントと基礎知識、子どもを見るセンスがあれば、確実に改善するものです。
卒業まで改善しないままだとすれば、指導に問題があるのです。
記録の取り方だとか、お手紙の書き方などという枝葉末節なところにこだわるのでなく、子どもの利益を最優先に考えた研修内容を組み立てて欲しいものです。


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