・思春期以降は、当事者の自己理解と問題意識がないと、支援の効果があがりにくい。
(思春期に入るぐらいまでを扱う小学校教員としては、いつもこの先を見通した上での指導が大切ですね。逆に「自覚させる」のが早すぎる実践もチラホラ見えますが。発達段階を踏まえることが大切ですね)
・車の運転や、電車に乗れるのも社会で生きる上で大切。ガソリンスタンドの使い方、事故の場合の対応なども。
(こちらの地域では、自家用車は必須です)
・発達チェックリスト CLM(チェックリスト イン 三重)
(色々なチェックリストがありますね。大事なのはチェックリストは、一情報に過ぎないということだと思います)
・高次脳機能障害→認知障害と社会的行動障害
認知障害→記憶障害、注意障害、遂行機能障害、半側空間無視、失語、失行、失認
社会的行動障害→依存性、退行感情コントロール低下、対人技能拙劣。固執性、意欲・発動性低下、抑鬱、感情失禁など
適切な学級の選択、介助員など必要
(高次脳機能障害のあるお子さんにはわずかに出会ったことがありますが、実はもっと出会っているかもしれないですね)
・抜き出し指導の対象にしないで、多様性のある社会、キャパのある社会、学校へ
(ちょっとできないからすぐ特別支援学級、という流れが私も気になります。一方で、より個別の支援が必要なのに、ダンピングが続いている事例も。どんな就学が適切かはいちがいに言えませんが、専門性、大事です)
・「合理的配慮」ばかり強調されすぎ。まずは国レベルでの環境整備が必要
(「合理的配慮」が、予算をつけない口実に使われるとすれば本末転倒ですね)
・自閉症は脳内の一極集中ではなく、総合的・統合的に要求された場合に困難を示す
(『そだちの科学 21 自閉症治療・療育の最前線』日本評論社,2013 にも同様のことが書かれていますね。脳の特定の部位ではないわけです)
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