呼称→絵を見てその名前を言う
復唱→先生のまねをして言う。
音読→文字を読む
のそれぞれで、構音の様子を見ることもあるし、練習時にもそれぞれの様式(モダリティー)で行います。
たとえば、
1
文字の読みがたどたどしい子に、音読での構音練習はフィットしない
→構音練習は、前後の音との「わたり」を練習することになるので、一文字一文字の逐次読みでは、音のわたりにはならない。また、読むことに集中力をとられ、構音にまで意識がいかないので、ワーキングメモリに負荷がかかる。
2
復唱は良好でも、呼称で構音を誤る場合がある。
復唱では、提示された音自体に聴覚的刺激の効果がある一方、呼称では、単純に絵の名前を言うので、ついうっかり、いつもの習慣での構音が現れる。その場合には、復唱が良好であれば、呼称を中心に練習する。そして、「おいしい + ○のつく単語」のように、2語文にして練習したりする。
常に、モダリティーを意識して構音を評価、指導していくことの大切さを思います。
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