タブレットもいいけど、児童図書も 地方財政措置
私の生まれた頃のうん十年前の児童図書、私が小学生の時に使った百科事典など、まだまだ陳列。
子ども一人当たりの図書数は全国平均だけど、内容は学校図書としてはお粗末です。
それでも、最近学校図書に配分される予算が増え、数百冊ずつ更新中。
でも全部更新にはあと20年はかかるでしょう。
それに、学校図書司書教諭が配置されているでもなく、更新時事務が過重な負担に。
学校図書の専門家によると、平均8000冊の学校図書は、10年で更新すること、図書室は複数学級の児童が入れるスペースがあり、閉架書庫を格納できる部屋もあること。
これが、望まれる姿だそうです。
うちの学校には図書室さえなく、各学年の空きスペースに、本がばらまかれています。
一元管理ができないので、必要な図書の選定も難しい。
どうしてこんな校舎の造りにしたの?と問いたくなります。
おまけに、図書費は地方財政措置なので、自治体で違う目的に流用可能。
これが図書整備の遅れに拍車をかけてきました。
先進国の中で、学校教育費の割合が少ない日本。
改善の兆しは見えたものの、ネット検索だけでなく、実物でページをめくってということも大切にしたいものです。
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを
***
PR