ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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『軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応
--仮に「理解」して「実際に」支援するために---』田中康雄著、学研 より引用
(以下、引用)
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非力だからこそ、すべての人に感謝をこめて・・・(P248)
最後に個人的な私の経験によるものですが、他職種連携のコツを記しておきます。
①互いの職場に足を運ぶ。そこここの仕事の内容・職場の雰囲気大変さに身と心を寄せ、できるだけ理解しておく。
②ここで自分が、この仕事についた場合を想像してみる。
③話をするときには、それぞれの職場での専門用語を使用しないように注意し、できるだけ日常のことばでのやりとりをする。
④出会った時には「ご苦労様。お互い、大変ですね」と声をかけ相手をねぎらうことを忘れない。くれぐれも、苦言・提言から話を始めない。
⑤関係者の助け合い・支え合いは、保護者と子どもを支える基になると考えておく
⑥それぞれの専門性を尊重し、尊敬する。
⑦最も大切にしたいのは、子どもの「今の心」であり、「未来へ向かう育ち」である。
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(引用終わり)
迷ったら、この原点に戻りたいと思います。
***
亡くなった、ことばの教室の尊敬する先輩のご家族に、わずかな可能性をかけて、手紙を送りました。
もしかしたら、転送されるかもしれないと。
しかし、宛先不明で戻ってきてしまいました。
図書館に行って、亡くなったとされる月の新聞の「お悔やみ覧」を全て調べました。
しかし、名前はありませんでした。
最後まで、先生らしい終わり方でした。
お線香の一本もあげさせて頂けないなんて。
「過去の私を追いかけるのでなく、先生の中にある温かい気持ちに気づいてください」
と言ってくださっているように感じました。
最後の最後まで、謙虚さと温かさと、人間への尊敬を教えてくださったように思いました。