こちらの地域では、10月中旬から下旬にかけて、
来年度の通級担当過員配置の申請をします。
教育委員会から降りてくる様式に、障害別対象人数や、
指導予定時数などを書き込んで提出します。
我々ことばの教室では、その制度面について、
問題点を集約し、解決のための取り組みを進めてきました。
問題点は、たとえば、
1 申請用紙が各学校まで降りてこない。
2 降りてきても、提出締め切りギリギリであり、
教室内、校内で検討する時間がとれない。
3 特別支援学級扱いのことばの教室から、
通級指導教室へ移行申請をしても、なかなか実現できない。
4 障害別にどのように数字を入れて良いか判断が難しい。
などなど。
このうち、3については、今年通級担当の増員がこちらの地域でも
実現できたことから、来年度は実現の可能性が出てきました。
1は、各自治体の教育委員会のレベルで止まっているか、
学校に降りても、管理職段階で止まっている可能性があります。
2については、先を見越して、そろそろ各学校でも協議しておくことでしょう。
4については、障害は重複する(たとえば、LDと言語発達遅滞など)ので、
どこで線引きするかはあまり意味がないとも言えます。
実際、行政的には、トータル人数と指導時間数で判断しているようです。
いずれにせよ、人事はもう動いていますから、
親御さんと学校、学校と行政などの話し合い、協議は
早め早めの方が良いでしょう。

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