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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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構音指導で気をつけること16 側音化構音

久しぶりに、このシリーズです。

側音化の指導の際、「口角」が話題になります。
つまり、左右のうち片方の口角を引く場合がある、
これをどうするか、ということです。


『側音化構音の指導研究』(涌井 豊著、1996年、学苑社)には
こう書いてあります。
「口唇の偏位を改善した後で舌の脱力・安定を図る」(p61)

一方、『構音障害の臨床』(阿部 雅子著、2003年、金原出版)には
こう書いてあります。
「口唇や下顎の横への動きを抑制したり、引かれている口角や頬部を押さえたりしても根本的な改善にはならない。」
「まず舌の不自然な力を抜くこと、つまり舌の脱力が重要である。」(p70)

この2つの文献を読み比べると、研修が深まるように思います。


「左側の口角を引くので、右側も引けば、舌の偏位も改善する」
という話も聞きます。
しかし、口角を緊張させれば舌も緊張しやすいです。

側音化構音は、
舌の左右の偏位の問題より、盛り上がりが問題の焦点です。
左右の口角を引いても、盛り上がりは改善しません。

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