ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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「通級担当である前に、学校の先生なのだから、通級担当は一定期間で交代すべきだ」
「通級担当である前に、学校の先生なのだから、通級担当は校内の仕事を優先すべきだ」
昔からこうした議論はあります。
いろいろ話しを聞くと、今、さらにその傾向が強くなっているようです。
「通級学級に関する調査研究協力者会議」(山口 薫座長)は、
1992.3.30、以下のような答申を出しています。
「さらに、通級は、通常の学級における授業の一部に替えて行わわれること、他校の児童生徒に対して放課後を中心として指導している場合があることなど、教育形態や担当教員の職務の形態が特殊であるため、学校内においても、これに対する理解が必ずしも十分に得られない場合があることが指摘されている。
通級による指導を効果的に行うためには、各学校において、校長が中心となって、一般教員の理解を深めるとともに、校内就学指導委員会の機能の充実や協力体制の整備を図る必要がある。また、担当教員の職務の形態の特殊性にかんがみ、担当教員について校務分掌などの面において適切な配慮がなされることが望ましい。」
先生のための校内体制である前に、
通ってくる子どものための校内体制では?