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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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手先の不器用さ

知的な水準と、手先の器用さとは必ずしも一致しません。
だから、器用さだけを見て、全体発達を評価することはできません。

IQは高いけど、手先の運動だけが苦手、という子は多いですね。


今日も発達外来小児科の先生の話を聞いてきました。

あらためて確認したのは、
不器用さは、単に指を動かす力の問題だけでなく、
感覚の問題が大きいということ。

「ハサミの苦手な子に、ハサミの練習ばかりさせるのは、
無謀なやり方だ」
「まずは、箱の中のある物を手触りでわかって取り出す力を育てる」

つまり、触ったり握ったりして感じ取る力を育てること。
センサーですね。

書字がいつも面倒くさそうで、粗雑で苦手意識があって、
というお子さん。
単に勉強嫌いなだけかと思ったら、
拇指対立ではうまく指を合わせることができなかったり、
閉眼片足立ちができなかったり。
いずれも不器用さというおおざっぱなとらえだけでなく、
センサーの問題ととらえることができます。

「箸の持ち方の練習は、食事時にはしない。
食事の目標は、食事を楽しむこと。
箸の練習は、ままごと遊びなどの時にする」

全くその通りと思いました。

講師は感覚統合関連の学会の役員もされているようで、
詳しくご存知でした。


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