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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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感覚統合遊び  バス遠足引率

整列し、歩き出しただけで泣き出す子。

みんなの中に入った不安と、これから何が起きるのか
わからない不安、お父さんと離ればなれになるのでは
という不安からなのでしょう。

ことばで予告して不安を和らげればよかったようです。

「これからみんなで写真をとるよ。そのために並んだよ。
お父さんもそばにいるから大丈夫だよ」

しかし、泣き始めてからでは時既に遅し。
娘ともう一人の男の子は、特別に、親にだっこされて
集合写真に加わることに。


重めのペダルをこいで、自転車を運転中。
脚力を育て、手足の分離した動き、
普段あまり経験しない動きで、感覚統合を図れるのでは。


吊り橋をわたります。
ほどよい揺れ方で、バランス感覚を。



そばの水族館の施設。
玄関入り口で、観客のどよめきの声を聞いた途端、
恐怖を感じて、出たがりました。

私は、「中で魚のえさを食べる生き物を見て、
みんな喜んだんだよ。他には、○○○と同じような
お魚さんがいっぱいるよ。楽しいよ」
と説明し、不安を和らげました。

ことばで状況を説明し、過去経験した魚との楽しい
出会いの場面を思い出させ、今と結びつけることで、
不安解消を図りました。

だんだん、慣れて、中を走り回るぐらいになりました。

「人見知り」
「場所見知り」
初めてのことに対して強い不安を感じる我が子。

背景には、感覚過敏があります。

幼稚園の先生方は、そのことをよく理解し、
我が子に合わせた配慮を示してくれます。

ことばで説明し、状況がわかることで、
不安が解消されやすいことがわかっています。

障害があろうとなかろうと、誰だって、
「わからないこと」には不安を感じますよね。
「わかる」ことで落ち着く場合も多い。

でも学校に上がったら「経験不足。親がすぐ手を貸したから」
などと言われるのかなあ。

経験はかなりさせているし、手を貸す割合も
スモールステップで下げているというのが事実なのですが。



ほとんどの家庭は母親が引率。
父親の引率は私を含めて2家族だったようです。
諸般の事情で、私が引率したのですが、
お母さん方に囲まれて、
私も孤独感と不安を味わいながらの遠足でした。(^o^;...

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Comment
無題
 お子さんの遠足についていかれるなんて、素敵なお父さんですね。自分のことをよくわかってくださるお父さんをお持ちで、お子さんも幸せです。
 さて、感覚過敏がある人の恐怖は、過敏さがない人にはわかりにくいものですよね。(私は高所恐怖症で、高いところから下を覗こうとすると、足が震えます。一方、多動傾向があり、じっとしていることがとても苦手な子供でした。)
 触覚防衛などがある場合、触って分かる触識別能力が発達してくると、触覚防衛などが目立たなくなるといわれます。(先生の力作、双六ゲーム
のくじ引き用箱、私は大きなお菓子の箱で作っていますが、その中に大豆を入れたり、枕のビーズを入れたり、荷造りテープで作ったボンボンを入れたりして、触覚刺激を提供してもいます。くじ引きをするときに、形のマッチング風にすることもありますが。)
 先生がお子さんに言葉をかけていらっしゃることは、まるで触識別能力に働きかけていることと同じだなと、感心して読ませていただきました。
 お子さんも楽しく過ごせてよかったです。
「触識別能力」と「ことばかけ」ですか
励ましのコメントありがとうございます。
そうですよね。父親の引率はすてきなんですよね! まあ恵まれているからできたことなのですが。
なるほど、触識別能力もことばでの予告も、原理は同じことでなのですね。
箱の中にいろいろな触覚刺激になる物を入れておくのも楽しそうですね。
昔「ウォーリーを探せ」のいろいろなキャラクターが箱の中に入っていて、形のマッチングゲームがありましたが、今でもあるのかな。
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