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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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公的講座の事例レポートの様式(例)

通級担当の先生がそれぞれ一本ずつレポートを出し合って、
交流するケース会議の様式を検討しています。

事例を交流するためには、様々な情報が必要です。
しかし、短時間にしかも質の高い交流にするには、
文字数を制限しながらも、必要な情報が網羅されていなければなりません。

A4 一枚程度のレポート様式です。
これまで研究団体が使用していたものを一部改変しています。

実はこれだけでも情報は十分とは言えません。
たとえば、
学級担任の先生からの情報では、
体育が苦手で、なかなかやりたがらないことがある。」
とあります。

およその方向性はわかりますが、
やりたがらないのはなぜなのか、
体育のどの分野なのか、
実際やってみての状態は、
やりたくないときはどうしいているか、
など、掘り下げた情報が必要です。

運動面にも

触覚
固有受容覚
前庭覚

と色々あるし、具体的な姿が見えなければ、
推論もできません。

幼児期がどうだったのか、学校へ上がってからなのか、
広げれば、
生活リズムや環境など、
様々な可能性を見なければなりません。

もちろん、思うように情報収集ができない場合も多いですから、
関係者にはわかる範囲でできるだけ伺うという姿勢が大切です。

そして紙面にないことは、交流しながら確かめていきます。

実は、学級担任からの情報収集がなされていない
レポートがとても多いのです。
それを避けるために、この様式を予め参加者に
お送りしておくわけです。

各参加者が情報収集する過程で
自己解決に結びつく場合も多々ある、ということも
ねらっています。

検討時間中も、すぐに答えを言うのではなくて、
視点を提供することで、
自己解決への道が開かれる場合が多々ある、
と思っています。

座長や参加者は助産師であって、
実際に産むのはご本人ですから。

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