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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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WISC-4 解釈以前に、マニュアルに沿って実施しているか

標準化された検査は、標準化された手続き通りに検査を実施しなければなりません。
つまりマニュアル通りにやらなければなりません。
そうでなければ、不正確な結果になる可能性があるからです。

検査実施の資格要件を満たすかどうか以前に、検査のセンス、基本的なルールを守る遵法精神があるかどうかの方が重要に思います。

WISCに限りませんが・・・。

1 教示のことばは、原則としてマニュアル通りに。

2 練習問題は別として、本番では、正答だったら「よし」と言ったり、誤答だったら首をかしげるというようなフィードバックを行ってはいけない。

3 「単語」では、ただ音声だけの教示ですませてはいけない。所定の手続きをしなければならない。

4 誤答だったときに、その理由をお説教のように説明してはいけない。

5 数唱、語音整列は、1秒にひとずつ。語尾の言い方も定められている。イントネーションでまとまりがあるかのような読み方をしてもいけない。手で視覚的に順序を示すようなやり方もしてはいけない。

6 許されていないヒントを出して正答した場合に得点を与えてはいけない。

7 メモやマニュアル等を被験者に見られないようにしなければいけない。

8 マニュアルばかり注視して、子どもの表情、反応を見ないのはいけない。

9 おかしな回答を笑い飛ばしたり、馬鹿にしてはいけない。

10 数唱で「そんな数字出てこなかったぞ」などというつっこみをしてはいけない。

***

ここで、このような基本的なことを書かなければならない理由は、読者の想像にお任せいたします。
資格要件はもっと厳しくていい。
資格所持=専門性が高いとはいえない。

これが結論です。




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