忍者ブログ
某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
ブログ内検索
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[01/11 board]
[11/21 西村徹]
[02/23 留萌小学校ことばの教室]
[05/10 プー子]
[01/11 にくきゅう]
[11/25 なっか]
[10/26 さつき]
[10/12 赤根 修]
[08/21 赤根 修]
[05/28 miki]
[05/28 miki]
[05/13 赤根 修]
[05/06 赤根 修]
[04/15 miki]
[04/15 赤根 修]
[03/12 かわ]
[03/09 赤根 修]
[03/03 KY@札幌]
[03/01 赤根 修]
[02/28 hakarino]
[02/23 kさん]
[02/23 miki]
[02/12 suge]
[01/15 suge]
[01/15 miki]
バーコード
アクセス解析
[1269]  [1268]  [1267]  [1266]  [1265]  [1264]  [1263]  [1262]  [1261]  [1260]  [1259

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

WISC-3の解釈で気をつけること

群指数のひとつ、「注意記憶」は、「算数」と「数唱」が下位検査です。
ところが「算数」は、「注意記憶」の指標としては使えない、ということになりました。
計算能力など、様々な能力が関わるからです。
WISC-4では、「算数」は補助検査に格下げされています。

よって、「注意記憶」が高いとか低いとか判断する場合に、「算数」と「数唱」との差がどれくらいあるのかに注意しなければなりません。

また、一昔前、「注意記憶」をADHDの指標にしようとしていた向きがありました。
しかし、「注意記憶」とADHDとの間には、何ら関連性がないことがわかっています。

さらに言えば、「注意記憶」と日本語訳されているのは、「被転導性からの解放」がより近い訳です。「被転導性からの解放」は今や、その概念自体が支持されなくなっています。




にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***