「板書をノートに写せないんです」
「斜め線がうまく書けません」
「一斉の指示だけではわかりにくいので、個別に声をかけています」
「落ち着きがなく、すぐ離席します」
「授業中ぼうっとしていて、集中できない」
などという話を聞くと、まず思い浮かぶのは、LD,ADHD。
しかしちょっと待って下さい。
聴力は測りましたか?
視力は測りましたか?
生活リズムは調べましたか?
朝ご飯は食べてきていますか?
視力がこんなに低いなら、板書が写せなくて当たり前。
中耳炎で聴力低下している事例も。
すでにそうした事例に出会ったり、相談を受けたりしています。
アメリカでは、それらのことを調べて、そうした要因がないと判断された段階で、初めて医師の出番です。
「言えることばが少ない。カタコトしか話せない」
本当に言語発達遅滞ですか?
実は被虐待による情緒障害が背景にあるのでは?
どんな背景があるかを知ることで、指導目標も、指導仮説も全く異なったものになるのです。
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