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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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WISC-4のプチ研

当教室では、年数回、「幼小連携会議」を開き、幼児のことばの教室の先生方にお越し頂いています。
今回は、前回からそれほど日が経っていなかったので、要望も出ていたWISC-4のプチ実技研修をしました。
4つの指標のうち、「言語理解」と「知覚推理」の下位検査の実技しかできませんでしたが、新しい検査の概要に何となく触れて頂けたのではないかと思います。

何度も何度も書きますが、研修に必要な3要素。

1 基礎知識の習得
2 ケース会議
3 OJT(実技の中で習得する)

スタッフが基礎知識を持ち合わせていないと、いくらケース会議を開いても我流、集団的独善に陥るだけです。
かと行って、基礎知識の講義ばかりでは、目の前の子どもにどのようにフィットさせるかが課題になります。
ただ、基礎知識があれば、子ども理解の視点も豊富に持つことができるし、これでもかと大量に出版されているハウツー物の特別支援教育関連の書籍におぼれなくてもよくなります。
子どもの実態を無視して、本に書いてある通りにやればいい、という話にならなくて済むわけです。

たとえば、「語音認知」のレベルが課題のお子さんに、車の音を聞き分けるなどの「環境音認知」の学習をやっても全く意味がないわけです。

同じ聴覚にも、いろいろな聴覚があるのです。
聴覚が課題だから、本に書いてある聴覚のトレーニングをしよう、というのは、特別支援教育の「と」の字にもなりません。
逆に言えば、子ども理解のための知識があって、子どもが正確に理解できていれば、それらの文献を子どもの実態に合わせて上手に活用できるでしょう。

心理検査を学ぶには、その検査の背景理論を理解することが大切ですが、検査がすぐできるようにならなくても、子どもの発達をどう見立てればいいのかということのセンスを磨くことにはなるのだと思います。


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