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某公立学校ことばの教室教員。言語聴覚士。特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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第14回言語聴覚士国家試験 2


第62問 暗算に関係するのはどれか。

a.エピソード記憶
b.手続記憶
c.意味記憶
d.作業記憶
e.展望記憶

1. a、b、c
2. a、b、e
3. a、d、e
4. b、c、d
5. c、d、e

***
ヒント

エピソード記憶は、今日公園に行って、ブランコに載って、と時間や場所などの経験の記憶のことなので、機械的な暗算の処理過程には関係がないです。

展望記憶は、将来行う行動についての記憶なので、これも無関係。

どういう手順で計算し(手続き記憶)、その計算にはどんな意味があるか(意味記憶)、そしてテーブルの上で数字を並べて操作する(作業記憶)が関与。

というのが正解なのでしょう。

でもまれに、1個のリンゴが家にあって、隣のおばさんが2個のリンゴを持ってきてくれた、全部で3個になったという経験を覚えていて、お母さんが「3個になったね」と言っていたのを思い出したとしたら、それはエピソード記憶も関与するのでは。
そんなことは滅多にないですが。
それ以前に、その設定自体、「暗算」の定義からはずれますね。

「記憶力はあるのに、ことばを覚えていない」とか、
「記憶力はないのに、ポケモンの名前は全部覚えている」とか。
それは当たり前の話で、記憶の種類が違うからですね。
興味関心の強さも関与するでしょうが、記憶の種類の違いが無視されがちだなと。

だからたとえば、聴覚的な音韻の記憶の底上げを図る指導で、料理のレシピの手順を覚えるという手立ては、全く的外れなわけです。

逆に「連想記憶術」というのがあります。
にんじん、大根、タマネギ
という3つの物を覚えて(意味記憶)、買い物に行くときに、何を買いに来たか忘れる。
そうしたときには、例えば、
「頭ににんじんを突き刺した」
「おでこを大根で冷やした」
「目にタマネギで涙」
と体と結びつけて覚えれば(エピソード記憶)
忘れにくい、という方法があります。
違う種類の記憶法で補う訳です。

ちなみに、記憶と結びつける体の部位を頭の上から、予め決めておいて、いつもそれを使うようにすると混乱しません。


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