12名の参加者が、5台の機材を使って実技研修をしました。
今回の研修では、解釈よりも実技を中心にしましたが、知能モデルの概略や、各下位検査が何を測ろうとしているのか、そして保護者への説明の仕方など検査の倫理についてもお話しました。
実技では我流にならないよう、各テーブルを巡回して細かい点にまで声をかけさせて頂きました。まさにOJTの視点です。
感想シートには、
「実技と解釈に分けて日程を組んだのがよかった。解釈の仕方も今度は勉強したい。」
「まだまだ研修を積み上げないと自分ではできないと思った。」
「奥が深いと思った。」
「3からどんな内容に変更になったか関心があったので、大変勉強になった」
「「知能検査」とは、こんなに複雑にいろいろなことに配慮しなければならないものだとは想像していませんでした。」
などと書かれており、この検査が中途半端な研修だけで行なってはならないという倫理をよく理解してくださっていました。
研修会の前後では、個人相談を受けましたが、厳しい研修後だったにもかかわらず、来年度も特別支援教育担当を続けたい、という感想を頂き、目頭が熱くなりました。
専門的な研修をやったら、担当者がやる気をなくし、長いこと担当してくれなくなる、というのは、全く無根拠であることが改めて確認できました。
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