今日は、教育相談の実技と、ケース会議をしました。相談申込み様式を読んで、保護者面接の際に必要なことは何か、子どもにはどんな視点で接し、検査する場合は、検査の選択についても話し合うことになります。架空の事例をもとに、グループディスカッションをしていただきました。その結果、子どもを理解するには、現在の困り感の背景に何があるのか、どういった条件でその状態になるのか、を見ていくことが大事であることが発表され、そして生育歴情報や標準化された検査が必要であることが、理屈でなく、実感できたように思われました。
午後のケース会議では、ご自身が子どもの頃、通級指導を受けたご経験のあるお話も頂き、当時者の気持ちに寄り添うことの重要性を感じさせて頂きました。
また、構音の事例では、その子の障害音だけでなく、他の音も含めて全体的に評価すること、そのためには、発音記号で考えること。
そして心理に課題のあるお子さんの事例では、改善を焦るのでなく、状態を周りがまるごと受け入れることによって、自己否定感を軽減できるだろうという話し合いになりました。
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