ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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『こころの科学 2013年9月号 成人期の発達障害』
http://www.nippyo.co.jp/magazine/6235.html
色々考えさせられました。
高校までは、ちょっと変わったところもあったが、それほど困ることなく無事卒業。
しかし就労してから、人の気持ちのオモテ、ウラが多くて混乱した事例。
逆に、小さいときは自閉症としての支援を受けてきたが、
40歳を過ぎて、コミュニケーションスキルが著しく向上した事例。
そこには、「診断」「判断」「検査」とは別に、「人」を長い期間で
見ていくことの重要性を感じました。
就労に関しては、仕事の能力そのものよりも、対人生活や日常生活スキルなどのソフト面でのトラブルで辞めていく人が多いと言うことも、改めて示されました。
「大人になったら自然に治りますよ」は違う。
逆に
「障害なのだから、一生変わらないですよ」も違う。
小学校教員として、その子の将来を見据えて、支援の優先順位を見定めることの必要性を改めて考えさせられました。