今日も、某団体からの講演依頼を受けました。
通常学級に在籍する特別の支援を必要とする児童への「指導の仕方」を教えて欲しいとのことでした。
どのように切り込んでいくか、いきなり講演テーマの否定から入るのもインパクト
があるかもしれません。
数えられないほどの「支援方法」の文献の数々。
特別支援教育は、すっかりそのイメージになっています。
でも、子どもの行動の「わけ」を訪ねる(あえて「尋ねる」ではない)ことなしに、指導方法なんてありえません。
どちらかというと、教職経験が長い先生方の集まりのようですので、「特別支援教育は特別なことではない。従来の生徒指導、教科指導における児童理解の延長です」が胸に落ちることを期待します。
「一日5分でできる発音指導の仕方を教えて下さい」
「IQ85の子にすべき指導を教えて下さい」
「落ち着きのない子への指導方法を教えて下さい」
・・・
私はお尋ねしました。
「発音はどの音が、どんなときに、どの程度、どのようになっているのですか?」
「IQ85は、どんな検査で、検査中の様子はどうでしたか?」
「いつどんなときにどのように落ち着きがないのですか?」
解答は、「なぜ」の中にあります。
「なぜ」の中に「ハウツー」はあります。
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