ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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一昨年だったでしょうか、全難言協(全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会」の全体会で、「初めてことばの教室を担当する先生への研修プログラム」を実践している教室の論文を参考に取り入れている、道内の実践紹介がありました。
以前から気になっていたのですが、その発行元にたどり着けませんでした。
しかし今回、私の調査でその存在がはっきりしました。
通級の新しい先生への2年間弱をかけた研究実践の論文です。
「遊んでくださいと言われたけど・・・通ってくる子どもに自分は何をしたらよいのだろう」と不安な先生方を支援するために、系統だった研修プログラムを保障する、1年計画毎の論文です。
事例研究や文献・実技研修、ブロック研究などの研修を体系的に位置づけ、ベテランの先生の指導参観と、話を聞くなどが盛り込まれています。
また、外部講師を招聘して話を聞く日もしっかり設定されています。
外部講師を招いたり、話を聞くことは、井の中の蛙を避けるために、絶対に削ってはならない機会です。
当地域でも、「ベテランの先生の指導を参観したり、話を聞く」ための旅費補助の会計予算案が通過しています。
それに、今後の当地域に必要な研修システムとして考えていたことが、この論文にもほとんどそっくり盛り込まれており、問題意識も全く同じでした。
どの地域でも、同じ課題を抱えていることが改めて裏付けられました。
この論文では、これをたたき台に広めてほしいとの記述がありました。
ぜひ広めていかなければと思いました。
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