今回の公的講座の感想文を読むと、「言語障害の内容だったので、隔年で違う内容も扱ってみては」という意見があれば、「言語障害の内容ではなかった」という意見もありました。同じ講座を受けられていて、これは興味深いです。言語障害をどうとらえるか、参加申し込み時点で、違いがあるわけです。今回の講座は、子どもをどう理解するか、その深い理解に基づいて指導の手立てを考えるので、どの障害種にも共通する大切なことなわけです。しかし、講座名自体が「言語障害」なので、申し込み時点で先入観を持たれる可能性ありです。だから講座名を変えることも視野に講師陣に相談中です。
ことばの教室は、週の限られた時間の指導なので、子ども理解をしっかりした上で、指導の手立てを考えます。それは過去もこれからも変わることのない根幹部分です。特別支援教育で、ことばの教室の活躍が期待されているのは、その幹があるからなのです。だからノンカテゴリカルに様々な相談に応じるキーパーソンになるのです。限られた指導時間なので、全てのお子さんに通級が妥当かどうかはまた別の議論にはなりますが。
いずれにせよ、講座では、言語障害だから関係ないや、と先生方に思われないよう、何らかの手立てが必要です。
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