日本発達障害ネットワーク
http://jddnet.jp/
すぐに全部は無理かもしれませんが、
実現して欲しいことがたくさん書かれています。
当事者、関係者の悲願は、とても強いのです。
通級担当については、増員と「専門教員の配置」を求めています。
通級担当になった皆さん、是非長く続けてください。
通級担当経験年数が5年未満の人が、全国で50%以上います。
制度の抜本的な改革が必要です。
人事や専門性については、
職員室の論理ではなく(まあ、それも大事な場合はありますが)、
教育サービスを受ける側の論理で是非考えて欲しい。
そう願っています。
通級担当を毎年替えることを「決議」した学校があると聞きます。
昨日まで皮膚科だった先生に、脳外科の手術をして欲しいですか?
そうしたこともできるすばらしい医師もいらっしゃるとは思いますが。
だれだって初めての時代はありますし、
私にも新卒の時代があり、失敗をたくさんしてきました。
それはそれでいい? のだと思います。
次に生かすことができれば。
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私の新卒時代の校長は、私にこう言いました。
「新卒なのだから、どんどん失敗しろ。
失敗して経験を積め。
だが、3つのことだけは気をつけろ。
酒と金と女。それだけだ」
これが自校で行った「初任者研修」の全てなのでした。
地方で3つの指に入ると言われた、教育困難校でしたから、
初任者研修なんてやっている時間はありませんでした。
言えば、毎日が命がけの初任者研修なのでした。
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しかし、1年で通級担当を替えることを決めるとなると、
話は全然違ってきます。
子どもは何年も通います。
一年経つ度に、通級を初めて担当した先生が来るとしたら・・・。
6年間通って、機能性構音障害が改善できなかったとしたら、
誰が責任をとるのでしょう?
その子の一生はどうなるのですか?
その人事を決めた方は、その子の一生に責任を持てますか?
教員養成系の大学で、機能性構音障害を学んだ学生は
どれくらいいるというのでしょう?
〔機能性構音障害とは、他に器質的な問題が見あたらない、
つまり、練習によって改善が見込まれる構音障害のことです)
だからこそ、現職での研修は大切だし、
そもそも担当になるための専門的な養成機関、
採用試験、人事をしっかり保障すべきなのです。
少なくとも私は、そうした責任感を持ちながら仕事をしていきたいと
思っています。
ことばの教室をやってみたいという方は大歓迎なのです。
そして、長くやって欲しいのです。
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