公私共々お世話になっている、発達支援センターが、
来年4月の新築移転に向けて、建設が進んでいます。
センターはこれまで、マンションの一部を借りる形で運営されてきました。
しかし、全道第2位を誇る? ケース数に耐える構造と広さでは、
とてもありませんでした。
移転新築が関係者の長年の悲願でした。
新施設は、木造2階建て、1階に機能訓練室や保育室、
2階に言語・聴覚指導室などを配置。
これまで私たち小学校教員と一緒に運営してきた幼児ことばの教室は、
こちらに分離移転することになります。
分離移転に当たっては、親の会も含め、様々な経緯がありました。
分離移転はしますが、新施設は当小学校教室のすぐそばに建てられ、
連携しやすい環境と言えます。
すばらしいのは、これまでの職員に加えて、
言語聴覚士、作業療法士が正職員として新たに雇用されるという点。
臨時職員が一般的になりつつある全国的な状況の中で、
これは子育て支援に力を入れようとしていることを強くアピールするものです。
職員の身分が安定するということは、
子ども達を長いスパンで落ち着いて見ていくことができるということです。
某紙では、「発達に遅れのある子ども達とその親を支援するのが役割」
とありますが、広く子育て支援一般という大きなくくりがまずある、
という位置づけのはずです。
自分も子育てしていて、就学前までの支援というのが、いかに重要かを
実感しています。
私はこの動きに大きな期待と、私自身が生まれ育ったこのまちでの、
歴史的な節目に出会っていることの喜びを、
自分自身の生育歴と重ね合わせて感じています。

↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを
***
PR