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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【教材紹介】「○○しながら、△△」で感覚統合


DSCF1417.jpg










作業療法の先生によると、トランポリンは、感覚統合の
教材としては汎用性が高いようで、よく使うそうです。
うちの学校の特別支援学級用に立派なトランポリンがあり、
時々お邪魔してお借りしています。
(うちの通級指導教室は、プレイルームさえないので、
ほとんど特別支援学級の空間を空き時間にお借りしているのが現状です)


跳び方を見ていると、色々なことがわかります。
構音指導や読み書き障害、注意欠陥等と関係ないように思いますが、
実は大いに関係がある場合があります。
(あくまでも、「場合があります」)

DSCF1416.jpg














カンポックリをしながら風船サッカー。
(このカンポックリは、「鉢」を逆さまにして段ボールでクッションにし、ガムテープをぐるぐる巻きにして作りました)

このように「○○しながら△△」を感覚統合の指導としてよく使います。
もちろん、それぞれ一つずつの動きを確かめて、
大丈夫だと思ったら「ながら」にしています。

先のトランポリンも、
「跳びながら、風船バレー」
「跳びながら、輪投げ」
「跳びながらキャッチボール」

などをしています。

ボールの大きさ、固さ、輪投げの輪の大きさも、色々と試しています。

来室時に注意・集中に著しい困難があったり、
テンションが下がっていたりするときに、導入時に行っています。
または、課題の報償として、指導の終わりの時間に行うこともあります。

導入時に行うことで、子どもの姿勢や目つきが、著しく変化する場合があります。

朝ご飯を食べてこない子には、あまり効果がありません・・・。

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