新しい先生への支援ということに力を入れてきた今、
ふと気づきました。
「自分自身の相談相手が少ない」
周囲には私より経験の豊富な先生はなかなかおらず、
困難なケースについて相談しようにも相談できないのです。
そうした中、ベテラン陣にアドバイスを受ける機会がありました。
専門用語いっぱいで、ぞくぞくしてきました。
私の場合、わかりやすいことばよりも、
難解な専門用語をいっぱい並べて頂いて、
意味は自分で調べろ、
というノリの方がだんぜん、研修意欲が高まるのです。
特異な性格ですね。
難解な用語には、様々な意味、つまり、研究の経緯、
文化的な背景などが、ぎっしり詰まっているように感じて、
味わい深いのです。
またその意味を深く理解することで、
受け売りではない、
自分の骨肉として身につく、という気がするのです。
だから、逆に、「わかりやすい本」がたくさん出回っているのを見たり、
ことばの表面だけをなぞらえて、何となくわかったような気になったり、
かっこいいような感じのものと出会うと、危険な臭いを感じてしまいます。
芸術と同じように、
「いいものと出会う」
ことの大切さを改めて認識しました。
ありがとうございます。
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