ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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【教材名】オリジナル組み合わせカード
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【指導目標】
1 4つの中から違うものを指摘できる。
2 違いの理由を端的に説明できる。
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【やり方】
1 オリジナル組み合わせカードを一枚取る。
2 まず絵の名前を一つずつ呼称した後で、違うものを発見し、指さしする。
3 違いの理由を説明する。できたらカードゲット。
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【適用できない例】
一つ一つの絵が何であるかがわからない段階の時。
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【コメント】
物には属性、つまり、機能や用途、材質などがあって、物の名前とは別に存在していて、同じ物でも名称と属性とで違った呼び方をすること。それは抽象概念であって、多くの具体物からの共通点、異質点の抽出、捨象であること、ということの了解が難しく、一つ一つ丁寧に教えてあげることで獲得していく子がいます。
人間関係でも、数多くの経験から共通点、異質点を見いだすことが難しいと、過去の経験を次に生かすことが難しくなります。
抽象概念の発達を手助けする教材です。
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