風車を吹いて摩擦音を作るということをやっています。
その前にまず、「舌平ら」(舌お皿)をしっかり作れるようにします。
舌平らは、どれでしょう?
そして、舌平らができるようになったら、
舌と上顎前歯との間にストローをはさんで、
空気を出すようにします。
そのとき活躍しているのが、風車です。
即席の「風車回し機」を子どもに渡して宿題にしました。
ストローから呼気を出すと、風車が回る仕組み。
ストローの空気の出口は、はさみで切り広げた方が回るようです。
また羽根は画用紙を使いましたが、普通の西洋紙の方が軽くて
よく回ります。作る前に気づけばよかったのですが。
以下、作り方です。
実線をはさみで切ります。
え?この紙が欲しいと?
仕方ないですねえ。(笑)
ダウンロード(pdf)
西洋紙に印刷してください。
もう少し小さいサイズの方がいいかもしれませんが。
切ったら、このように貼り合わせます。
まだ貼り合わせいないもう一方の羽根を
先ほどの羽根と交叉させるように貼り合わせます。
そのとき、初めに貼り合わせたのより手前側で貼り合わせます。
向こう側で貼り合わせてもいいですが、3本とも統一してください。
一本でも違う貼り合わせ方のがあると、回りません。
また、向こう側に貼り合わせるか、こちら側にするかで
回転の向きが変わります。いずれにせよ3本とも統一を。
3本とも真ん中に千枚通しなどで穴を開けた後、
このように組み合わせてみます。
写真では、緑の羽根の中に黄色の羽根を入れ込み、
さらにその中に赤を入れています。
羽根に竹串とストローを通します。
ストローは、羽根の中と、羽根の後ろの二カ所に通します。
余った紙などをのり付けして竹串の後端につけて、
羽根が外れないようにします。
割り箸と羽根の後ろのストローをセロハンテープで固定します。
できあがり。
凝り性の私は、1セットずつキットにして、
必要な方に分けることにしました。
ほとんどが廃品利用です。
竹串はどのように入手したかというと、
うちのこわれた巻きすでした。
風車は回りやすくしないと、ハードブローイングになって、
余計な力が入ってしまいます。
よく回るように工夫を。
もっとも、この風車自体はよく回りますが。
さらに専門的に作りたい方は、
「よく回る風車」で検索してみてください。いろいろ出てきました。
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練習は楽しくないと、ですね。
怒られながらやる学習では、将来全く学習しない子になっちゃいます。
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