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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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子ども総合支援センター完成! 我がことばの教室と目と鼻の先なのは、連携のため

 
  障害のある子どもへの療育だけでなく、広く
子育て一般を支援していこうという理念のもと、
子ども総合支援センターが遂に完成しました!

 この日は来賓が集まって完成式典が開かれていました。
たまたま外勤の帰りに通りかかったところ、撮影できました。

 その翌日、長年同じ屋根の下で仕事をご一緒してきた我がことばの教室の
幼児部門もこの施設の2階に移転したのでした。
 移転先は目と鼻の先です。我が教室との連携を密にするために、
この土地が選ばれました。

 お引っ越しのお手伝いがてら、施設の見学をさせて頂きました。
 
Dscf1776.jpg

 玄関を入るとなんと、太陽光発電の説明が掲示されていました。
 施設内の照明の一部はLEDを使うなど、エコが意識されています。
 LEDは何個もの球が束ねられていたので、かなり明るく感じました。

  
DSCF1716.jpg








 

 初めに入った部屋はとても広い!
すべり台がありました。デザインは、某木の遊具施設と同じです。
地元の木材業者の名前がところどころに見られました。
木材自体も、地元のものをふんだんに使うという行政上の
方針もあり、建物全体に鉄骨を使用していないのも特徴です。

DSCF1717.jpg

 

 












 早速職員がすべっています。


P1000438.JPG
 ここは、小集団指導のお部屋らしいです。

  
DSCF1723.jpg
屋内プールです。設置には職員の意見が反映されたそうです。

 
DSCF1731.jpg

感覚統合室です。
 2トンの重さまで耐えるそうで、早速見学中の職員が載りましたが、
問題ありませんでした。
 最近、感覚統合療法のエビデンスはどうよ、という論調が出てきていますが、
楽しい、関われる、ということが一番大事ではないかなあと。
 脳の部位がどうしたとなると、エビデンスはどうなのだろうという意見は
あるでしょう。
 でも。眼球運動の稚拙さが、文字の読み書きに影響している場合はある、
ということは、私にとっては実感的です。
 
DSCF1756.jpg
 
2階の聴覚言語指導室の保護者控えスペース。
指導室への通り抜け方式にしたそうです。
 通り抜けにすることで、保護者同士の交流にも
つながりやすいかもしれないですね。
 
 
DSCF1744.jpg
 
 COR(条件詮索反応聴力検査)のあるお部屋。
CORの実物を見たのは、実は初めてです。


 反対側の廊下を歩くと・・・。

「なんということでしょう!」(劇的ビフォーアフター風)
 
P1000440.JPG
巨大な遊び部屋が現れたではありませんか。
  
 
P1000439.JPG
 まだ袋を開けてないボールプール。

 保健師が常駐して、保護者の子育ての悩みに
気軽に相談できる場所なのだそうです。

 そしてさらになんと、
 DSCF1761.jpg
テーブルといすがたくさん。
 なんと、100人規模の集会ができるのです。
 特別支援関係の研修会を費用負担を最小限にして開けます。

 
 
DSCF1732.jpg
 いくつかあるトイレコーナーでは、それぞれの
ニーズに応じた形のものが設置されていました。 

***

 物が壊れていくニュースをたくさん見てきた最近、
久しぶりに「創造」の希望を見いだす思いがしました。

 そして、こんなにきれいで楽しそうなところなら、
是非通いたい!と思わせるのでした。
 子ども達の歓声が聞こえてきそうです。
 特別の支援を受けることは、決して後ろめたいことではない。
 そればかりか、こんなに楽しい!
 他児がうらやましがる!
 そんな療育、教育をしていきたいものです。
 この施設から、そんな願いが感じられるようです。
 
 「楽しさ、安心感があってこそ、能力は伸びる」

 また、今回の新築にあたり、ST,OT、保健師がそれぞれ一名ずつ
常勤雇用されました。
 自治体の意気込みが感じられて、うれしい限りです。


 一方、幼児の先生方が職場からいなくなって、
ポッカリ穴が開いた気持ちもあります。
 異職種の人が学校にいるということは、
学校の体制にどれだけプラスになっているのか、
ということを今更ながら感じるのでした。
だからこそ、今まで以上の連携を、と思います。
 

  
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