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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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「みんなと同じになろうとするのでなく、自分の個性を大切にして、世の中で活躍できることを見つける」

NHK 大人の発達障害 シリーズの録画をやっと見終わりました。

悩んでいる当事者へ、別の当事者がコメントしています。
そのコメントは、とても説得力があります。
そして、その内容は、他の人にも参考になることだと思いました。



自分が発達障害者であるという境遇をどう受け入れたか

→「周りの人と同じになりたいと思うことは、
逆に自分を追い詰めることになる。
みんなと同じになろうとするのでなく、
自分の個性を大切にして、世の中で活躍できることを見つけること。」

全くその通りですね。
そして支援者である側も、子ども達を周りの子と同じくできるように
しようとしてはいないでしょうか?

それは、本当に支援になるのか?
と我が身を振り返りたくなりました。
また、テンプル・グランディンは、

「自分の役割を見つけてかわった。仕事に打ち込むことで乗り越えた」

とおっしゃっています。

特別支援教育に関する民間を含めた活動に熱心な関係者の中には、
こうした方も決して少なくないのでは、と時々感じているところです。
自分を含めて。



「家族から理解されない」悩みについて

→親と距離をおく
「人生の主役とは、『親がなってほしい人間』ではなく、『自分がなりたい人間』になること」

→「夫婦関係では、わかってほしいという思いを捨てて、
気にしないようにしていたら、逆にうまくいく」


これもとてもよくわかります。
家族とは多くの時間を過ごすので、コミュニケーション等で日常生活に
様々な困難、苦しみが生じます。
でも、わかって欲しいとか、なおしてやろう、見返してやろうなどと思っていると、
ますますうまくいかなくなります。

ここは、セルフヘルプグループに通うなどして、
自分が元気にくらしていき、
家族を気にしないようにしておけば、
逆にうまくいく、ということです。

あるお医者さんが、「家族は、良い意味でのあきらめが大切」
とおっしゃっていたのを思い出しました。



「人づきあいの悩み」

→「好きな美術や歌を一生懸命練習して、人付き合いもそこに集中するのがよい」

→「好きなことは、息抜きのために重要。
これからの人生、発達障害者はストレスをためやすいということもある」


好きなことに打ち込む、障害の有無にかかわらず大事ですね。


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