教育相談が次々と入ってきています。
そのペースはかなり速く、夏休みまでに、既に昨年度一年分の件数に達しています。
昨年度の件数も、一昨年の件数の倍です。
教育相談から支援への接続にあたって、
1)「成功」につながるか、「失敗」につながるか、の二元論ではなく、「失敗したり、成功したり」という子どものリアルドラマに、とことんつきあおうとする姿勢であるかどうか。
2)一つの現象を見ただけで、全体の判断をしてしまうシングルフォーカスや、自分の人生経験と重ね合わせてしまう思いこみ、思いつきの対応になっていないか。決めつけていないか。
3)形にとらわれて、子どもの気持ちに寄り添おうとする姿勢から離れてしまっていないか。
過去、こうしたことに懸念を持たざるを得ないような教育相談、校内体制を見てきました。
一方で、無名でも、コツコツと地道に実践を積み上げ、あくまでも子どもへの愛情を注ぐ実践も見てきました。
ジェネラリスト(その子の専門家)と、スペシャリスト(知識の専門家)の両輪を大切にしながら、でも最終的には「隣のおじさん」=ジェネラリストとしての総合的判断と支援の手だてにつなげられればと思っています。
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