異動により、担当の子は全て初対面です。
前担当が残した記録や検査結果はあっても、実際に会ってみなければわからないし、学級担任に尋ねなければわかりません。
6月に入って、ようやく子どもの姿が見えてきました。
週の限られた時間の通級では、こうしたことがめずらしくありません。
個別の指導計画の策定がこれからです。
検査や専門用語の知識はあっても、その子を理解したことにはならない。
文字通り、初心に帰っています。
この期間は苦しいのだけれど、やはり通らなければならない期間です。
前回も書きましたが、それは新しい先生にとっても、経験の長い先生にとっても同じです。
仮説を立てて、出会って修正して、の繰り返しです。
検査だけで判断してはいけないし、特定の人のお話を聞くだけで判断してもいけない。
時に情報が膨大となることもありますが、何が必要な情報かがわかっていれば、情報の取捨選択はそれほど難しいことではありません。
むしろ情報が多いほど、矛盾した情報と出会う確率は高まるし、なぜ矛盾するのだろうと考えること自体が、子ども理解を深めることにつながります。
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