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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【既存の教材】視知覚を育てる色々



穴と同じ形、大きさの積木を入れる教材。

幼児のお子さんにフィットする教材と思いますが、これが私の身近でフィットする場合もあります。
これのよいところは、回転、方向など3次元で試行錯誤するところ。
平面ではなかなか育たない視知覚を育てます。
捨てなくて良かった。

 
有名な「幼児の学習素材館」。
http://happylilac.net/kisetsu-sozai.html
子どものくいつきがいいです。
クリアファイルに入れて、付箋を貼るようにすることで、何度でも使えるようにしています。


「視知覚」ひとつとっても奥深いです。

「見たとおりに書きなさい」
と言われても、錯視の図形は「見たとおり」には書きにくい。
なぜなら、実体験できない図形だから。
「見たとおりに書く」は、実は、実物の見た目だけでなく、触覚とか、重さとか、色々な感覚とともに獲得した「視覚認知」が関与します。

だから、「見たとおりに書く」ことができるのは、五感の実体験を土台にしているから。
「書く」前に、手触りの体験を。体験したことのある図を用いることも大事ですね。
読み書き障害の背景に、こうしたことも検討しなくてはいけません。


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Comment
No Title
幼児の教材館の間違い探しは、パウチして使っています。パウチするとホワイトボード用マーカーで書いて消せるので便利ですね。

視覚認知は学習の基礎になる感覚なので、時間をかけて扱いたいと思っています。
Re:No Title
akoさん、そうですね。ラミネートして使うのもいいですね。
通常学級では、すごいスピードで文字学習していくので、通級で視知覚をやっていていいのかと焦るような感じになります。
しかし、通級の役目は「学習そのもの」というよりは、その土台、自立活動。
時間をかけて育てたいですね。
【 管理人ya 2014/06/02 22:26】
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