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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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原因はひとつではない。神経心理学、検査偏重主義の克服を

今、私に必要なのは睡眠であることを実感しています。
 
よく眠れると、難聴がありながらも、周りの声を拾う能力があがったようです。
 
これまでは声をかけられたり、独り言のように遠回しにお願いされたことなどは、頭に入らず、無視したように思われたこともあるでしょう。
 
***
 
「同時処理と継次処理」
 
「言語性と動作性」
 
「ワーキングメモリ」と「結晶性知能」
 
それぞれ確かに典型的な事例があることも事実です。
 
しかし、睡眠、食事、心理などの「土台」をよく調べることなしに、「同時処理が優位ですね」などとするのは的を射ていません。
 
「土台」が整うことで、認知心理学的な偏りは目立たない程度になる事例もあります。
 
たしかに、LDは、定義上、環境要因ではなく、中枢神経系の問題と推定されています。
 
しかし実際には、純粋に神経心理学的な問題だけという事例は少なく、様々な要因が絡んでいることの方が多いのです。
 
夜更かしして、朝食もとらずに登校する子が多くいます。
 
本当の力を発揮できるはずがありません。
 
通常学級に補欠授業に入ったときに、寝た時間を尋ねたことがあります。
 
みんなとても遅い。私より遅い子が大勢いました。
 
しかし、就寝時間が遅くなるのは、日中の生活が充実していないとか、家族関係がぎくしゃくしていて、そうでもしないとストレスが解消されないとか、これまた様々な背景を見なくてはいけません。
 
テレビの視聴時間が長いのも、もしかしたら人間関係などのストレスを抱えているからかもしれません。
 
トータルな子ども理解なくして、指導の手立てはありえないのです。


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