先日、構音障害等のケースレポートの検討にお呼ばれしました。
開会式から来賓待遇で、教育長などと一緒に拍手で迎えられ、研修後は拍手でお送りくださいと・・・。
そして来賓控室で接待して頂き、恐縮することしきりでした。
大会なので、来賓対応なのだと思いますが、庶民派としては、昼食も皆さんと食べながら質問に答え、いつのまにか帰っちゃうというスタイルが慣れているのですが。
同じことばの教室の仲間なので。
とはいえ、年1回、ブロックとしてはかなり規模の大きい大会を開いていること。
そのたびに行政や関係者などをお呼びし、連携を深めていること。
ケース検討は、発表から始めるのではなく、予めレポートを各教室に送っておき、事前に読んできていることを前提に説明は省略、質問への回答から始めるという方式は秀逸と思いました。
うちの地域では全道レポート検討で、「発表の予行演習」までしているのと比べると、時間と労力のコストパフォーマンスがかなり高いと言えます。
また、ブロックの研究が、道言協の研究と完全にリンクしており、研修会ではまずのその説明から入っていました。
かなり取り入れるべきことがあるのではと思いました。
ただ、ケース検討では、その子の理解というより、構音指導のやり方についての質問が多く出されました。
もっと交通整理して、ケースの子どもについて検討できればよかったのですが、私もそれに乗っかって、講義に近い形になってしまいました。
反省しつつも、この傾向はどこも似たようなものだと思います。
研修の王道はケース会議なのですが、会議を進めるための前提として、基礎知識を学ぶ場が、どこも課題なのかもしれません。
でも、今回のケース検討で一番よかったのは、大会という体裁をとっていたため、管理職の先生も何人も参加されていたこと。
研修終了後、「これは普通教員免許ではできない仕事だと思った」と感想をおっしゃていました。これこそが連携ですね。
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