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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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ことばの指導は、表現力の前に理解力が大事。共通理解のために面接重視を

「ことばの教室に通うことで、上手に言える子になってほしい」
「ことばの教室に通うことで、話せるようになってほしい」

親御さんや関係者としては当然の願いです。
ただ、表現力の前に、ことばがどれだけ理解できるのか、物事の関係性がどれだけ理解できているのか、ということが、まずは大事です。

教育相談時や個別の指導計画の策定時に、親御さんや学級担任の先生などに対しては、その前提を確認した上で、通級を開始した方が良いでしょう。
そのためには、教育相談時に、保護者との面接もしっかり行う必要があります。

子どもだけ連れてきて、簡易な検査だけを行い、保護者面接を行わないで、通級妥当の判断、というのは、アセスメントの仕方としても問題がありますし、保護者との共通理解という点からも問題です。自校でも他校でも。

前任校では、10年かけて、そのシステムを強固なものにしていきました。

教育相談時や、就学相談時には、通級の主旨やシステムについても詳細に説明し、親御さんがイメージできるようにした上で、通級を始められるようにしました。

だから、通い始めてから、「毎週通うのですか?」、「いつ来るのですか?」という質問は出てくることはありませんでした。


「ことばのおいたち」は、通級開始時に書いてもらう物ではなく、通級妥当の判断をするために、相談前に書いて頂くものとして、改めて位置づけました。
アセスメント情報は、きれいなファイルに大事にしまって金庫に保管しておくものではなく、指導をふり返るために時々見返すためにあるものです。
(かつて先輩はそのように位置づけていたはず。いつの間にか、形だけが残って、主旨がずれてしまったようです)

多岐にわたる質問項目も見直して、書く負担の軽減、措置判断に必要な最低限の情報、的を射た質問にまとめる必要を感じています。


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