今日はこちらの地域のことばの教室の先生方の集まりがありました。
席上、各教室全てにに行政の査察が入り、通級担当は指導時数の確保のために、校務分掌の軽減が必要だ、TTの配置とは主旨が違うので、と言われた学校がいくつかあった、という報告がありました。
時数に関しては厳しいなと思う反面、通級担当が校務分掌や会議のために指導を休みにするのはよろしくない、と行政から言ってきたのは初めてのことで、文部省が通級制度を開始するときの主旨を正確に反映しているように思われました。
学校の雑務に取り込まれ、指導を休みにすることを軽視されがちな、通級担当の現状に風穴をあけるナイスプレイです。
通級担当は他校から通ってくる子も担当します。
だから、その学校に加配されていても、実際には、他校の子の先生でもあるのです。
実質的には、学校加配ではなく、地域加配なのです。
だから学校の都合で通級指導を休みにすると言うのは、加配の主旨に反します。
「通級学級に関する調査研究協力者会議答申」(平成5年3月、文部省)に、通級担当の職務、校務分掌の配慮が必要との記述があります。
これを実際に行政的に反映しようとしたのを初めて耳にしました。
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