たとえば、「キ」の音が歪んでいるがどう指導したらよいかを考える時、「ギ」などの他のイ列音(イ、ギ、シ、チ、ジ、ヒ、リ等)はどうなのかも見る必要があります。
「ケ」「ク」などは正しい音なのかを知っておく必要もあります。それらを利用できないかを検討するためです。(たとえば、内緒の「ク」の音+「イ-」=「キ」への誘導)
たとえば、「サ行」が置き換わる時、他の舌先を使う音(ザ行、タ行、ダ行、ナ行、ラ行)がどうなのか。カ行の指導の際、ガ行はどうかなどの情報もたとえば必要です。
このように、ある音の指導方針を立てるためには、他の全ての音がどうなのかも調べて、整理しておくことが大切です。
それぞれの音が単音節レベル、非語(無意味)音節レベル、単語レベル、文レベル、自由会話レベルでどうなのか、一覧表にしておくと良いでしょう。
まとめた結果、初めに指導すべき音の判断は、全く別になる可能性もあります。
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