側音化構音、口蓋化構音の指導でもっとも大切なのは、舌の緊張をとることです。
舌の筋肉を鍛えるべく、一生懸命筋力トレーニングを行っている例を見ますが、実は逆です。破裂音が全体的に力が弱いなど、力が弱くて歪む場合は別として、側音化構音、口蓋化構音の場合は、舌の過緊張によるものです。よって、歪みの種類の鑑別は、指導方針の決定のために重要です。
下の顎が左右にずれるのを手で直そうとする例も見ますが、顎のずれは、舌の緊張の結果であって、原因ではありません。顎よりも舌の緊張をとることがまず初めに大切です。
舌小帯が短いからだとか、顎が偏位しているからだとか、歯のかみ合わせが悪いからだとか、器質性に原因を求めてしまいがちです。
しかし、実は関係ない場合の方が多く、原因がはっきりしない機能性構音障害の割合の方が多いです。
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