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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【自作教材】早押しボタンで様々なグループ遊びを




パソコン上の絵カードが一枚ずつ替わるので、


 「き」の音が入った絵カードだったらボタンを押す。(例「きつね」)
  →構音障害があって、単語の中の特定の音の抽出が難しい子に。
  
    単語中にあるかないか、どの位置にあるかが瞬時に判断できるようになることが、
 
    正音の定着には必要です。

  
 
2  
 「食べ物のカード」が出たらボタンを押す
  →衝動性のコントロールなどに。

 
 

 「なぞなぞの答えがわかったらボタンを押す」
 →短文の読みの育成に

4 
 
 「(同時に4つの絵を表示して)、仲間はずれの絵がわかったらボタンを押す」
 →カテゴライズ、抽象概念、言語表現の育成に



 
 
 この早押しボタンのゲームは、グループ指導でよく使えます。
 

 グループ指導の長所は、少人数での他児との関わりによる教育的効果。
 

 弱点は、一人一人の特性に合わせた指導が難しくなり、一人一人の行動観察が手薄になりやすい。

 この長所と短所を踏まえないと、何でもグループ指導でやってしまう、それ自体が自己目的化してしまう危険性をはらんでいると言えます。逆に言えば、個別指導では補い得ないことが、グループ指導で補える可能性はあります。

 また、遊びの方法や内容をどこまで統制するか、自由にするかは、それぞれの子どもの実態やグループ指導のねらいによって検討される必要があります。

 原則としては、グループ編成は、指導のねらいや子どもの実態が似通っているということがあるでしょう。
 逆に言えば、子どもの状態像が似通っていても、その背景(機序)が違っていれば、グループ指導を組むかどうかは慎重な判断が必要と思われます。反対に言えば、状態像が全く違っていても、背景(機序)が一致していれば、そこへのアプローチとしてグルーピングは可能ということになります。

 
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