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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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『たのしくあそんで感覚統合』

紹介して頂きました。
『たのしくあそんで感覚統合』佐藤和美著、2007、かもがわ出版
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32015741

ことばの教室で感覚統合の実践を豊富にされている先生の著書。

感覚統合の困難さとして7つのタイプをあげ、それぞれに
合った運動遊びを紹介しています。
具体的な遊びの紹介では、これまでの実践記録のノートをまとめたようで、
手作り感があります。

通常の構音指導に合わせて、感覚統合をねらった遊びを行うことにより、
改善が早まる、と著者は実感を持っておられます。

「発語運動」と「運動企画」は同じ。

私も、通級を担当して11年になりますが、構音や吃音等の背景に、
身体全体の感覚統合のことを見る必要がある場合がある、
ということを実感しています。

いずれにせよ、指導は楽しくなければなりませんね。
指導の様子を撮った各写真では、遊んでいる子どもたちの表情が
生き生きしています。
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Comment
無題
3才児の吃音はどうお考えですか?
Re:無題
身内からの投稿なのですが・・・。

吃音は、チックや場面緘黙などと同様の考え方です。
症状のみに着目するのでなく、話の内容に反応してあげること。
3歳児は、ことばが急激に増えて、話したいことが多すぎて、ことばが詰まっているように見えることがあります。
発症年齢がもっとも多く、自然改善が多いのが3歳児。

全国言友会のpdfパンフ。

http://www2m.biglobe.ne.jp/~genyukai/kituonsoudan01.pdf http://www2m.biglobe.ne.jp/~genyukai/kituonsoudan02.pdf


ただ、一定の年齢になっても症状が続くようであれば、ただ自然に
というだけではたりないでしょう。
本人が自覚し、楽に話せるようになりたいと言っているなら、直接的なアプローチが有効な場合もあります。


**************************

吃音には、子どもの数だけ、臨床の数だけ様々な考え方があります。
いろいろな考え方を知っておくことが必要です。

感覚統合で吃音を軽減できるかもというのは、あくまでも一つの仮説です。
吃音を軽減できるかも、というよりは、その子の感覚統合の弱さの一つが吃音となって表れている場合があるのかもしれない。
ことばを治すというより、子どもの「生活の質」のひとつとして感覚統合を見るということでしょう。
【 管理人ya 2008/02/24 07:39】
口蓋化構音の指導
こんにちは。私は構音障害の中で、最も指導に困難さを感じてしまうのは口蓋化構音です。現在も2名担当しています。タ・ダ行、サ・ザ行がカ・ガ行に近い歪音になっています。ツ音、ラ行、ナ行も歪んでいます。一人は口蓋裂によるものです。もう一人は機能性ですが、そのお子さんは運動面にも課題があります。知的には大変高く全体として凹凸が大きいお子さんです。少しずつ正しい音を獲得しつつありますが、全身に力が入ったしゃべり方になり、舌尖をうまく使えません。サ行の構音要領を獲得してもザ行に般化せず、他の構音障害との違いを感じます。口腔機能や弁別力だけではなく、紹介していただいた書籍を購入し、体全体にも目を向けた指導を勉強したいと思いました。いつもブログに助けられています。感謝しています。もやもやした気持ちやあせる気持ちなどを整理できます。今日は久しぶりに時間ができ、午前中からずっと何時間もyaさんのブログのたくさんの内容を見続けています。これからもよろしくお願いします。さしつかえなければ、yaさんの血液型を教えてください(笑)。
Re:口蓋化構音の指導
ブログをたくさん見てくださってありがとうございます。過去の記事はたまに自分で見てみると、赤面してしまうのですが・・・。
口蓋化は本当に難しいですね。確かに全身に力が入っていると、口腔内だけ脱力というのは難しいですね。私の場合、全身に力が入る子には、まず寝かせて、緊張脱力の繰り返しをしたりしています。脱力できたら、寝ながら構音に入ることもあります。口蓋化構音は数例経験しましたが、般化に時間がかかりますね。その背景は一人一人違ってはいましたが。

血液型ですか? 公衆の面前では、ヒ・ミ・ツ。
【 管理人ya 2009/10/31 19:45】
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